完全無農薬・完全無肥料を目指す唐津農法
 
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唐津農法の土壌-イメージ
 
唐津農法の土壌
山の自然林は誰も手をかさないのにイキイキと栄えています。少量の枯葉や枯れ枝、そして雨と太陽だけで。。

大宇宙は大自然の法則により時が刻まれています。そして人は自然界の秩序を変えたり改良することはできません。大自然の意志に逆らえば破滅します。
そして自然は人が手を加えれば加えるほど壊れるという法則をよく理解して農業に活かしていくことが肝心です。

農業での自然作用は宇宙から振り注ぐエネルギーと地球の内部から湧き出すエネルギーとの交点【表層部】が一番重要であり、その部分を耕起したり、土壌消毒したりという慣行農法( 破壊農法)では永久に土壌改良は出来ません。

環境バランスの調った地力の高い土壌は、正の自然作用で表層から徐々に出来てきます。間違っても土の中からはありません、あくまでも表層からです。耕耘したり、肥料や堆肥などの施肥で土壌を肥沃化させても中身は肥満になり腐敗させているだけなのです。地力の高い土壌は人手では作れません。

唐津農法では原則的に不耕起で有用微生物の増殖を第一に考え、唐津菌で発酵させたBV腐葉土の表層施与で自然作用を高めることが重要だと考えています。
このBV腐葉土は炭素が多く養分は殆ど含まれていません。養分の多い堆肥やボカシ・有機肥料・化学肥料は土壌環境を撹乱させ 肥満土壌と地力低下で土壌障害と病害虫を殖やすので使いません。

土壌状況にもよりますが、この農法を実践すると3〜5年で、土壌生態系の回復が進み土壌生物が増殖(10アールで1トン以上)してきます。すると腐葉土も殆ど不必要になり、野草や収穫残渣のみで自然環境型農業が実現します。

そしてBバイタル・有機酸・ミネラル液などは作物の生育と自然生態系の形成を促します。地力が高まるにつれ散布回数は減ります。そして植物と土壌生物の共同作用で高地力の土壌が出来ていきます。今の慣行農法は土壌を壊し農薬、除草剤を使い自然をねじ伏せての栽培であり、栽培経費は高く、安心・安全な作物は出来ず自然を無視したものです。これでは農家の経営も成り立たなくなっています。

野草(雑草)は人間が出現する何億年も前から、その土地の地主なのです。後から来た私たちが邪魔だからと目の仇にして除草するのは自然の法則に反しています。野草の役割を理解してお手伝いしてもらう(野草エキス[野草発酵液]を灌水・灌注する)ことで、そのパワーを大地が吸収しBV腐葉土唐津農法の資材ページ参照)との相乗効果で自然生態系の形成が実現します。

全ての植物は古生代の大昔から微生物と共生し自給自足で育っています。
化学肥料や有機肥料・ボカシ・畜糞尿堆肥などを与えて肥力で作ると、土壌は 腐敗し不完全生育で不味くて毒素の多い作物が出来ます。自然生態系を高め植物力で出来た物は美味しくて日持ちのする完全生育の健康作物が出来ます。

安心・安全な農作物はこの農法、この土壌で育ちます。

 

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